栽培方針
1. 有機栽培を選ぶ理由
化学合成農薬・化学肥料に頼らず、土の力を引き出すことを基本方針とします。 自然回帰や宣伝目的ではなく、土壌微生物・作物・人の三者にとって持続可能な選択肢として、現実的な経営判断のもとに採用しています。
短期の収量より、5 年・10 年と地力を高めていける畑を作ることに価値を置きます。 そのほうが結果的に収益性・品質・労働強度のいずれの面でも長期的に有利になる、という判断です。
2. 有機 JAS 認証取得計画
開業 3 年目にあたる 暦年 2029 年度 での 有機 JAS 認証取得を目標としています。 開業初年度(2027 年)から認証基準を満たす管理体系で運用し、 移行期間中も基準準拠の記録を残します。
認証取得後は、品目ページの該当作物に「有機 JAS 認証」のバッジを表示します。
3. 土づくり ── 5 層構造の意識
畑の土を 5 つの層 として捉えて土づくりを設計します。
- 表土:作物の根が直接働く層。緑肥・堆肥で有機物を補給
- 腐植層:分解中の有機物が集まる層。微生物の活動の中心
- 団粒構造:保水性と排水性を両立させる土壌構造
- 微生物層:菌根菌・細菌が窒素・リンを可給化する層
- 原土:関東ローム層の母材。八街の地勢の基盤
各層を一気に作ることはできず、年単位で積み上げていきます。 初年度から数年間は「収穫量を最大化する畑」よりも「年々豊かになる畑」を優先します。
4. 輪作の考え方
連作障害を避け、土壌微生物相の偏りを起こさないため、科の異なる作物を計画的に組み合わせた輪作体系で運用します。 イヤシロチでは、葉物・根菜・果菜・マメ科緑肥を中心に、 圃場ごとに作付計画を作成して数年単位で巡回させます。
具体的な作付計画・輪作年数は圃場の確保状況に応じて随時調整します。 詳細は経営者の プロフィール または お問い合わせ からご相談ください。
5. 取り扱い品目
開業初年度の主要取扱品目は、 品目一覧 をご覧ください。 B2B 向け出荷情報(出荷時期・最小ロット・納品エリア・荷姿)も各品目ページに掲載しています。